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oEmbed
目次
WordPress 2.9 以降、動画・画像その他のコンテンツを WordPress サイトに埋め込むのがとても簡単になりました。
概要
投稿や固定ページにメディアを埋め込むには、コンテンツ部分に URL を含めるだけです。URL は独立した行に書くこと、(クリックできるような)リンクを付けないことの2点に注意してください。
例えば、
この動画を見てみてください! http://www.youtube.com/watch?v=nTDNLUzjkpg すごいでしょう?
のように入力すれば、投稿が表示された際、リンクは自動的に YouTube の埋め込み動画へ変換されます。
また、URL を[embed]
ショートコードで囲むこともできます。表示結果は同じですが、こうすれば URL が独立した行に書かれていなくてもよくなります。
oEmbed
簡単なメディア埋め込み機能のほとんどは、oEmbed によって提供されています。oEmbed は、A というサイト(例えばあなたのブログ)が B というサイト(例えば YouTube)に、コンテンツを埋め込むために必要な HTML を問い合せるためのプロトコルです。
oEmbed は、メディアを埋め込みたいサイトから HTML コードをコピー&ペーストしたりしなくて済むように設計されています。動画、画像、テキストなどに対応しています。
どんな URL でもこの機能を使えますか?
デフォルトでは限られたサイトからの URL のみに有効です。安全対策のため、WordPress は内部のホワイトリストに一致する URL のみを埋め込みます。
このメディア埋め込み機能を使えるサイトは?
以下のサイトを利用できます。
- YouTube
- Vimeo
- DailyMotion
- blip.tv
- Flickr (both videos and images)
- Viddler
- Hulu
- Qik
- Revision3
- Scribd
- Photobucket
- PollDaddy
- Google Video
- WordPress.tv(現在は VideoPress 形式の動画のみ)
他のサイトに対応するには?
他のサイトへの対応を追加する方法は、そのサイトが oEmbed に対応しているかどうかによって異なります。
oEmbed 対応サイト
サイトが oEmbed に対応している場合は、wp_oembed_add_provider()
/en を呼び出し、そのサイトの URL 形式を内部のホワイトリストに追加します。
oEmbed 非対応サイト
wp_embed_register_handler()
/en を使ってハンドラーを登録します。その後、HTML を生成するコールバック関数が必要になります。
oEmbed 自動探知は使えますか?
WordPress の oEmbed 実装では、自動探知は無効化されています。デフォルトでは、内部のホワイトリストに挙げられた、安全とみなされたサイトからのメディアのみを埋め込むことができます。これは、悪意のあるサイトのメディアを間違って埋め込んでしまうことがないようにするためです。
しかし、十分に知識があり、そのような防衛策が必要ないなら、unfiltered_html
権限を持つユーザー(管理者と編集者)は oEmbed 探知(ディスカバリー)タグが <head>
にあるすべてのサイトからのメディアを埋め込むようにもできます。これには、Enable oEmbed Discovery プラグインを使うだけです。
外部リソース
日本語記事
英語記事
- Summary of this feature - コード作者による機能のまとめ
- Webmonkey guide to oEmbed
- Official oEmbed website - oEmbed の技術的仕様
この項目「oEmbed」は、翻訳チェック待ちの項目です。加筆、訂正などを通して、Codex ドキュメンテーションにご協力下さい。
最新英語版: WordPress Codex » Embeds (最新版との差分)