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利用者:Bono/テキストエディタ
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執筆中のため、執筆者の許可なく編集しないでください。
テキストエディタとは、(バイナリに対しての)「プレーンテキスト」形式のファイルを編集するためのプログラムです。非テキストベースのワープロソフトを使う(PHP スクリプトの編集に Microsoft Word を用いるなど)と、コードに大きな問題が生じます。非テキストベースのワープロソフトは、テキストの書式や装飾などの余計な情報をテキストファイル中に挿入し、インタプリタが解釈するファイルを破損させてしまうのです。テキストエディタは余計な書式情報を挿入しません。 WordPress ファイルはテキストエディタで編集してください。
プレーンテキストとして編集する必要のあるファイル形式には、次のようなものがあります。
- HTML 文書
- PHP スクリプト
- Perl スクリプト
- リッチテキスト形式文書
- JavaScript
編集に特別なソフトウェアが必要な非プレーンテキスト形式ファイル(バイナリファイル)の例:
WordPress で用いるテキストエディタ
(以下は日本語フォーラムにお寄せいただいた情報を基に作成しています。投稿者のみなさんに感謝)
WordPress では、次の用途にテキストエディタを使います。
- WordPress ファイルの編集 --
wp-config.php
、.htaccess、テーマ、プラグイン、その他 PHPスクリプト、CSS、JavaScript ファイルなど - コンテンツデータの編集 -- サーバ移転、文字コードセットの変換、他システムからのインポート/エクスポート時に、データベースのダンプファイル(エクスポートファイル)を編集する場合
求められる機能:
(この部分は確認途中です。間違っていたり後で修正されることがあります)
- 文字コードを指定でき、UTF-8 BOM なし(UTF-8N)で保存できること
- 改行コード指定 (FTP クライアントで指定できれば不要?)
- コンテンツデータを編集する場合:
- 文字コードを指定してファイルを開くことができ、UTF-8 BOM なし(UTF-8N)で保存できること。
- 正しく UTF-8 を扱えること。詳しくは下記「コンテンツデータ編集時の注意」を参照。
使ってはいけないもの:
- Windows のメモ帳(Notepad) -- 「UTF-8 BOM あり」でしか保存できないため不可。ただし、BOM 削除ツールなどを併用すれば使用可。
- リッチテキストエディタやワープロソフトの類 -- バイナリファイルとなるため不可。(例) Microsoft Word、Microsoft Works、Microsoft Excel、Adobe Photoshop、Adobe Illustrator、Adobe Dreamweaver、Apple iWork Pages ほか
不明なもの:
- WordPad (Windows)(OS 付属)
問題なく使えるテキストエディタの例:
- Windows
- Mac OS X
(注)
- 動作対象 OS の詳細は、各エディタの配布元にてご確認ください。[3]
- ◆印のものは、コンテンツデータの編集にも問題なく使えます。
- 上記以外にもテキストエディタの情報がありましたら、このリストに直接書き込むか日本語フォーラムで教えてください。
コンテンツデータ編集時の注意
サーバ移転、文字コードセットの変換、他システムからのインポート/エクスポートなどの際に、データベースに格納するコンテンツデータ(MySQLダンプファイル)を編集したい場合、用いるテキストエディタについて次の点にご注意ください。
- テキストエディタが扱えるファイルサイズ
- エディタによって読み込めるファイルサイズが異なります。ファイルが大きすぎて開けないときは、他のテキストエディタを試すか、テーブル毎に分けて扱う[4]等してみてください。(参考)
- 文字コード(エンコード)の自動判定
- 扱うデータの状態やエディタの性能によっては、自動判定で誤認識されることがあります。ファイルを開く際には、自分で文字コードを指定すると安全です。
- 非対応エディタの問題点
- 上の条件を満たさないテキストエディタでは、Unicode にのみ存在して Shift_JIS に存在しない文字(ハートマーク・温泉マーク等)が「?」になったり、波ダッシュ(〜)が正しく変換されず文字化けすることがありますので、利用はお勧めしません。
- Mac OS X における Shift_JIS
- Mac OS X では、円記号(
¥
)とバックスラッシュ(\
)を正しく使い分ける必要があります。Shift_JIS では円記号が0x5c
になるため、バックスラッシュを入力すると0x80
(という独自コード)になってしまって、PHP コードの場合は構文エラーになります。[5] (参考: 円記号(ウィキペディア))- Jedit の推奨設定 [6]
-
- UTF-8 の BOM あり/なし(環境設定): オフ
- 円マークをバックスラッシュに強制変換する設定: オン
- 全角チルダを波ダッシュに強制補正する機能: オフ
- 関連用語: Unicode
- 関連ページ: ファイルの編集/en
- 外部リンク: テキストエディタ(ウィキペディア) 、UTF-8 - バイトオーダーマーク(BOM)について(ウィキペディア)
最新英語版: WordPress Codex » Glossary#Text_editor (最新版との差分)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 円記号(
¥
)とバックスラッシュ(\
)、波ダッシュ(〜)と全角チルダの混在文書は扱えません。(参考) - ↑ 全角チルダが空白で表示されますが、円記号(
¥
)とバックスラッシュ(\
)、波ダッシュ(〜)と全角チルダの混在文書を適切に扱えます。(参考) - ↑ 「Mac の場合は、動作対象の OS よりは、Classic アプリ/PowerPC バイナリのみ/Universal Binary の区別の方が重要でしょう。」というコメントをいただいたのですが、区別が分からなかったので投稿情報のまま掲載しておきました。
- ↑ (インポート時はまずいか?)という表記が入っていましたが、混乱を招くと思うので書かなくてもよいかと思います。
- ↑ 日本語フォーラム » テキストエディタ: 問題なく使えるもの、使ってはいけないもの - lilyfanさん、同左(2008-04)
- ↑ 日本語フォーラム » テキストエディタ: 問題なく使えるもの、使ってはいけないもの - lilyfanさん投稿より