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Version 2.7

提供: WordPress Codex 日本語版
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2008年12月10日(米国時間)、アメリカンジャズの偉大な John Coltrane にちなんで名付けられた、WordPress バージョン 2.7 "Coltrane"リリースされました原文)。このバージョンの豊富な機能強化とバグフィクスについては、開発ブログおよび更新履歴 2.7/en をご覧ください。

Version 2.7 のデータベースバージョン(wp_options の db_version)は 9872 へ変更となり、Trac/[en] のリビジョンは 10187 となりました。

開発者向け機能

以下の機能は現在試験中であり、最終リリースまでに変更・取り下げられることがあります。

HTTP API

HTTP API は WordPress での HTTP リクエスト、レスポンスを標準化する試みです。最終的には Snoopy を捨て、WordPress の他の関数を非推奨にします。ただし HTTP API が完全に落ち着いたら、ですが。

詳細については、HTTP API の記事を参照してください。

プラグイン・アンインストーラ

WordPress 2.7 には新しいプラグイン アンインストーラが含まれます。ユーザーがプラグインを削除すると、プラグインが自分自身をアンインストールします。アンインストールの実装方法には2種類あります。1つはベースのプラグインディレクトリにファイルuninstall.phpを作成し、アンインストール用のコードを記述する方法。もう1つはアンインストールを実行するフックを作成し、register_uninstall_hook() を使用して WordPressにフックを登録する方法です。

コメント API

コメント API は XMLRPC プロトコルを使用してコメントを管理します。詳細および進捗については Ticket #7446 を参照してください。

インライン・ドキュメンテーション

WordPress 2.7 では、ほとんどすべてのファイルに phpdoc 形式のインラインドキュメントが付され、完全にドキュメント化されました。ほとんどのファイルに、ファイルレベルで phpdoc ブロックが含まれています。関数には指定可能な型、その説明が記述されます。また関数には短い説明も加えられ、多くの関数には詳細な説明も付されました。

この結果、サポートレベルが向上し、WordPress ライブラリに対する新規参加者からの質問が減ることが期待されます。これは品質保証の向上を目指す活動の一環です。

Administration Manage Section API

WordPress 2.7 では、管理、設定の管理画面にセクションを追加する API が準備されます。すなわち、新規の画面でなく、これらの画面に直接追加できます。この機能は関数 add_settings_section()、add_settings_field()、register_setting()、unregister_setting() によって実装されます。

関数は wp-admin/includes/template.php に含まれます。

関数 wp_page_menu() は wp-includes/post-template.php で実装されます。関数の説明が少ないため、詳細情報を準備中です。


ユーザ向け機能

プラグイン・インストーラ

チケット #6015 参照。

プラグイン・インストーラは、WordPress の管理パネルからプラグインをインストールできるようにしたものです。プラグインを語句・タグ・プラグイン作者名によって検索できます。注目・人気・最近追加・更新されたプラグインの一覧も表示できます。プラグイン名をクリックすると、プラグインの詳細情報を見た上で、あなたの WordPress プラグインリストへのインストールを選ぶことができます。

WordPress アップグレーダ

チケット #5560 参照。

WordPress アップグレーダとは、管理パネルから WordPress の最新版をダウンロードして設置・アップグレードできる機能です。

アップグレーダは、管理パネルの下部にある "stay updated" リンクをクリックすることによって実行されます。最新版をダウンロードするか、自動的にアップグレードするかを尋ねるページを表示します。自動アップグレードは、WordPress の最新版をダウンロードし、現在のバージョンに上書きインストールします。

サーバによっては自動アップグレードで問題が起きるかもしれません。あなたのウェブホストがこの本体更新機能に対応しているかどうかは、対応サーバ一覧を確認してください。

旧バージョンのファイルやフォルダはアップグレードにより削除されます。WordPress ファイルに手を加えているなら、削除・置換されるファイルをコアアップグレードにより自動的に差し替えられるファイル一覧/en にてご確認ください。

php に ssh2 拡張がインストールされているなら、アップグレード時に SFTP が使えます。

コードは現在、ラフなドラフトがコミットされただけで、最終化の途中です。WordPress 2.7 がリリースされる前には最終化するでしょう。


アップグレード中に実行される処理

Ryan の Trac コメント より。

  1. アップグレードできるかを調べるため、バージョンとロケール(言語情報)を http://api.wordpress.org/core/version-check/1.2/ へ送信。可能であれば WP パッケージへのリンクを取得。要求されたロケールのパッケージがあればそれを使い、なければ英語版を使う。利用できるパッケージは wp.org に国際版サイトがあるロケールのみ。http://api.wordpress.org/core/version-check/1.2/ 参照。
  2. wordpress.org からシステムの temp ディレクトリへパッケージをダウンロード。
  3. 作業ディレクトリを作成。通常は wp-content/upgrade/core
  4. 作業ディレクトリ内にパッケージを解凍(展開)。
  5. 作業ディレクトリに解凍した新バージョンから現在の WP インストールへ wp-admin/includes/update-core.php をコピー。
  6. 新 update-core.php をインクルード。
  7. update-core.php に定義されている update_core() を call。
  8. update_core() が引き継ぎ以下を実行。
    1. 作業ディレクトリにある新バージョンの WP の整合性チェック。
    2. WP ルートディレクトリに .maintenance ファイルを作成。wp-settings.php がこれをチェックし、ファイルがあれば WP のロードを抑止。ファイルのアップグレード時には WP をロードされたくないため。
    3. 旧 WP ファイルを新ファイルで上書き。
    4. WP の構成に含まれなくなったファイルを除去。
    5. DB アップグレードを実行する ugrade.php へリクエストを送信。すべて新しいファイルでロードするには、新しいリクエストが必要なため、直接アップグレード関数を呼び出すのでなく別のリクエストとして実行する。
    6. 作業ディレクトリを削除。
    7. .maintenance ファイルを削除。
    8. 完了。

ファイルパーミッション

すべてのファイル操作は Web サーバーユーザーでなくファイルの所有者によって実行されます。すべてのファイルは 0644 に、ディレクトリは 0755 に設定され、所有者のみ write 権限を持ち、Web サーバーを含む他のすべてのユーザーが read 権限を持ちます。

管理パネル

WordPress 管理パネルでは、個別に一連の変更が行われています。全体の外観とナビゲーションは、管理インタフェースを高度にカスタマイズしやすく、同時にパフォーマンス良く簡単に使えるよう変更されています。

別の部分では、管理タスクを容易に実行できるよう改良されています。これまでにコメントビュー、投稿とページの管理画面が改良されました。

これらの変更は矛盾を含むブランチからマージする必要があり、開発中のため、変更される可能性があります。

抜本的な変更の最たるものは、上部ナビゲーションからサイドナビゲーションへの移動です。これにより、事実上無制限に、管理パネルの「最上位階層」リンクをプラグインによって追加できるようになりました。サイドナビゲーションでは、画面を再読み込みすることなくセクションを展開したり折り畳んだりして、サブメニューを表示/非表示できるようになりました。さらに、作業エリアをできるだけ広く取りたい「上級」モードとして、アイコンだけを残して全てのナビゲーション項目を折り畳むこともできます。

ショートカット

ヘッダ部のブログ名の近くあるショートカットメニューでは、新規投稿やコメントといった頻繁に使う画面に 1クリックでアクセスできます。

ダッシュボードのモジュール制御

ダッシュボードと新規投稿画面では、自分好みで最も便利になるように、モジュール(構成要素)をドラッグ&ドロップで段組間移動させたり、表示したり折り畳んだり、画面から消したり(戻したり)できます。

一覧表示項目の制御

表形式の一覧表示画面(投稿・メディアライブラリ等)では、表示させる項目を自分で決められます。非表示とした項目は「Screen Options」タブからいつでも一覧表に戻せます。

投稿エディタ

更新の通知が、ワードカウントと共に、テキスト領域の末尾に移動されました。メディア埋め込み用のアイコンが追加され、素早く外部ソースからメディアを投稿できます。

Sticky Posts

WordPress 2.7 には編集画面に「先頭に固定」チェックボックスがあります。投稿をフロントページの先頭に配置し、新しく投稿されるまで保持します。

Admin Comment Inline Reply

チケットを #7435 で参照可能。

管理コメント画面のコメントへのインラインリプライでは JavaScript の HTML ウィンドウが開かれ、すぐにコメントへ返信できます。記事へ移動し、コメントボックスを開く必要はありません。ダイアログウィンドウは、サイズを変更でき、そのページにいる限りサイズは保存されます。別のページに移動するとサイズの情報は失われます。ダイアログには HTMLタグを追加するボタンもあります。ただし TinyMCE は使用しません。

クイック投稿

ダッシュボードの新しい「クイック投稿」モジュールでは、投稿の新規追加画面に含まれる、すべてのメタデータオプションを必要としない草稿や投稿を素早く執筆する方法が提供されます。「クイック投稿」で作成された草稿はダッシュボードの「最近の草稿」のリストにすぐに表示されます。

最近の草稿

作成中の投稿に素早くアクセスできるよう、直近の草稿へのリンクを表示するモジュールをダッシュボードに設けました。

ダッシュボードでのコメントモデレーション

新規コメントのモデレートやコメントへの返信をダッシュボードから直に行えるようになりました。

Version 2.7 には含まれない機能

以下の機能は Version 2.7には含まれません。2.8に もしかしたら 含まれるかもしれません。

  • 一部のデフォルトショートコード。WordPress.com で最も人気のあるトップ10?
  • ショートコードと相互関連がある oEmbed 対応
  • 投稿リビジョンの画面改善。バージョンで何が変更されたかを表示するオプションのフィールド?
  • OAuth 対応
  • 投稿、コメント、添付ファイルなどの GeoData
  • 他のタクソノミー用の重複投稿タグ UI (Ticket 6387)
  • ma.tt サイトのカスタムギャラリーで行っていることがすべてできるようにするテンプレートタグ
  • テンプレート編集用にコードをハイライト表示するCodepress
  • メニュー編集機能
  • more、nextpage タグの前後の閉じられていないタグの処理 (Ticket 6297)
  • Sitemaps をデフォルトで含める
  • インポーターを新しくする
  • ギャラリー用の post_type
  • テンプレート編集のバージョン管理
  • 現在編集中のテンプレートに使われている関数のドキュメンテーションへのリンク
  • 階層化用の MPTT (Modified Preorder Tree Traversal)
  • テーマの更新の自動通知 (Ticket 7519)

関連リンク


WordPress バージョンの一覧もあわせてご覧ください。


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